立て爪ダイヤプラチナリングをリフォーム
リフォーム前・立て爪ダイヤリング
お母様のリングをお客様がご使用されていたそうです。
この度、お客様のお嬢様の成人の記念にリフォームし、お嬢様へお譲りなさりたいというご依頼でございました。
ダイヤは0.45ctございました。
ダイヤが、先代のお母様→お客様→お嬢様と代々受け継がれていきます。
20歳のお嬢様のお好みのデザインということで、まずはデザインの雰囲気をイメージしてくだされば。と思い、サンプルをお持ち帰りいただきました。
ご依頼主はお母様でも、デザインをご決定されるのはお嬢様ですので、イメージをすり合わせていただくことは双方にとってとても大切なことです。
上のリングを含み、他、華奢なデザイン、幅広デザイン、丸い感じのデザイン何点かご自宅でご検討いただきました。
リフォームへのご要望
いくつかサンプルを御覧いただき、シンプルで腕が槌目仕上げの感じのデザイン↓
こちらの槌目リングをベースに石座をデザインさせて頂くことに決まりました。
デザインイラスト
リングのデザインは幅や厚みが1mm違うだけでイメージがかなり変わってまいります。
いつも指元に存在するものはつけごこちはもちろんのこと、デザインの持つ雰囲気も持ち主様がしっくりとこられるものでないといけません。
内側に「TERRE DES HOMMES」と刻印をご希望されました。
この度初めてこちらの言葉を知ったわけですが、どういう意味かネットで検索させていただきましたらサン=テグジュペリの「人間の土地」という名書でございました。
(これも御縁かなと思い、本を注文させてただくことになりました)
ダイヤリングリフォーム後
全体はつや消しにすることでダイヤの煌めきを美しく見せています。
リングの厚み・石座のまわりのボリュームはデザイン的に特に配慮させていただいた点です。
仕上がり後の撮影の日、とてもお天気が良かったのですが、
ダイヤにきれいな虹が出ていました。
お客様の声
「ダイヤでありながらゴージャスにならず どのような服、シチュエーションにも 対応できる身に付けたくなるリング」とお嬢様のお喜びのメッセージをいただきました。
今度の成人式にご着用されるそうです。
ご成人、おめでとうございます。
ありがとうございました。