おばあちゃんの形見のジュエリーをもらったけどどうしたらよいでしょうか
おばあちゃんやお母様の形見のジュエリーをいただいた時、どうすればよいでしょうか。
お母様やお祖母様と共に人生を歩まれた思い出のジュエリー。
大切にはしたいけれど、、、まずはどうすればよいでしょうか。
目次
古いジュエリーをどうしたらいい?
古いジュエリーをどうすればよいか一般的なお話となりますが、5つの選択肢をご紹介します
- リペア→
修理すること。サイズのお直し・クリーニング・取れたパーツを修復することを指します。 - リモデル(リフォームと通常呼ばれていますが正しくはリモデルです)→
石や地金を活用して作り直しをすること。デザインやアイテムを変更、新しいスタイルに作り替えることです。 - 現金化→
金・プラチナを買い取ってもらい現金化すること。相続でご兄弟に分配等の場合、現金化を望まれる方が多いです。 - 下取りに出す→
ジュエリーショップで新しいジュエリーを購入する際やリモデル(リフォーム)の際に下取りとして出すことです。 - そのままの状態でご着用→
もしサイズもぴったりでデザインもお好みだったらそのままご着用されるのが何よりですよね。
ちなみに私がいつも着用している指輪で形見のリングがあります。
小さなルースが3石ついているのですが、古いものであるにもかかわらず、デザインは現代でも通用し、
小さな世界でもちゃんとした世界観があるデザインのリングだなあと、いつも見てしまう大好きなリングです。サイズもピッタリなんですよ。
それから、中にはリフォームしてしまうのがもったいないような素晴らしい宝石+最高の職人の加工技術が詰まったジュエリーというものも存在いたします。
それでも、デザインが古くてご着用が遠のいてしまうようだと引き出しの肥やしになってしまいますよね。
できればおまもりのように身に着けていたいけどなあ。
という場合が多いかと思います。
まずは、よくそのジュエリーを観察してみてください
まずは虫眼鏡でジュエリーをよく見てみてください。
①何か刻印は見えますか?
②どのような刻印でしょうか?→そのジュエリーの地金がわかります。
これって本物の金??
まずは刻印を見てください。
ご購入された持ち主様(おばあさまやお母様)がそのジュエリーのお話をされていらっしゃったらまだよいのですが、そうでない場合もございます。
虫眼鏡で刻印があるかどうか見てみてください。そのジュエリーの貴金属の種類は刻印によって知ることができます。
K10、K18、K18PG、K18YG、K18WG、K18GP、純金、PT900、SV925、SV950、SILVER…など刻印表記はいろいろございます。
それからブランド名・宝石のct数が刻印されている場合もございます。
③この宝石は本物?
宝石かと思いきや、中には合成石やガラスだった。。。という場合もございます。
でもたとえ合成石やガラスの場合でもおばあちゃんが大切にされていらっしゃったのならそれをお守りとしてお持ちになられるのも素敵なことだと思います。
鑑別をご希望の場合は、宝石ミニ鑑別と言いまして、簡易的な鑑別方法があります。
(3300円+送料。加工のご依頼の場合のみ)
ちなみに宝石の買取に関しましては、ご購入時はそれなりのお値段がした宝石も、買取となりますと「え。こんなに安いの?」と思われる場合も少なくありません。
地金は高騰していますのでお買取り額が高くて驚かれる方もいらっしゃいますが、特に色石に関しましてはお買取り額に関しましてあまりお値段がつかないことが多いです。(種類にもよります。)
リペア・お直しをしてそのままご着用
クリーニング・お直しなどの最小限のお手入れ・加工をしてそのままご着用できるようでしたらそれに越したことはございません。
ギーダリージュエリーでもご相談をお受けいたします。
リフォーム(リモデル)
リフォームも様々なケースがございます。かかるエネルギーの少ないものからご紹介いたします。
簡易リフォーム(最小限の加工)
石座の高さ調整
例えば、昔の指輪の石座は高く高く。。デザインされたものが多いです。昭和の高度成長期に流行ったデザインです。
石座の高さを変更するだけのリフォームの事例です。
「全体のイメージは好きなんだけど、石座の高さが。。」という方へおすすめです。
こちらの加工賃は20000円(+税送料)でございました。
(石座を作り替えになりますと、お見積もりが変わってまいります)
帯留めにリフォーム
唐草の加工の技術をそのまま活かしたリフォームです。
帯留めのわっかはリング腕の地金を溶かしてお作り致しました。
加工代は22000円(+税送料)でございました。石の重みで翡翠が転んでしまわないように加工させていただきました。
唐草の技術が生かされたとても素敵な帯留めとなりました。
ペンダントトップにリフォーム
石座をそのまま活かしてペンダントトップへとリフォームさせていただいた事例です。
ちなみにダイヤはリングへと加工させていただきました。
(こちらの加工も、石座がそのまま加工が可能な場合のみお受けできます)
おまもりのように普段使いにシンプルにリフォーム
いつもおまもりのように身に着けていたい場合、シンプルにリフォームされてみてはいかがでしょうか?
詳しくはこちらをご参照ください。
たくさんのルースを一つのジュエリーに
中にはお母様のたくさんの形見のジュエリーをお持込みで、一つのジュエリーに加工をご希望の方もいらっしゃいました。
SVブローチに
一つのサムリングに
メレダイヤが留められていたたくさんのジュエリーを一つのサムリングへと加工させていただきました。
リフォームのお値段
リフォームではお持込み地金をお買取りさせていただきまして、加工代のお見積もりからお引きすることが可能です。
↓ ↓ ↓
お持込される古いジュエリーの地金がK18やPt900で、(ボリュームのあるジュエリーの場合は尚更ですが)
新しくお作りされるジュエリーをSV/K10にてお作りされますと、お支払いをぐっと抑えることができます。
明確なご予算がある場合はその旨お知らせください。
地金のみ活用、ルースは保管というケースも。
ルースをどういうアイテムにすればよいかイメージがわかない。
そういった方も中にはいらっしゃいます。
ジュエリーからルースをお外ししてご返却し、地金を溶かして新しいジュエリーをお作りすることもできます。
ルースはそのまま保管され、何かの折に加工をご相談されるのもよろしいかと思います。
最もシンプルな甲丸リング。お父様の形見の指輪を溶かしてお作り致しました。
こんなことまでできます!↓
お祖母様のジュエリーをリフォームさせていただいた例です。↓↓↓
地金のお買取額に関しましてのご参考はこちらのページをご参考ください
https://www.girdhari-jewelry.jp/okaitori-jewelry/