ジュエリーリフォーム・ご質問集
目次
この古いジュエリーはリフォームできますか?
ジュエリーリフォームは古いジュエリーの宝石や地金を活かして新しいジュエリーとしてデザイン・加工をさせていただくことです。
ですので、下記のものはお受けできないことがあります。
*ダイヤがお外しできない
*加工に耐えられないほどボロボロの状態(割れの状態によっては可能な場合もあります)
古いジュエリーは、全部新しく一から作り直さないといけないのでしょうか?
必ずしもそうではありません。
*壊れている部分があればお直し
*リングサイズをお直し
*石座が高くて昔のデザインで最近身に付けなくなった→石座を低くカットするだけの加工
など、大掛かりなリフォームでなくても簡単な加工で身につけることができるようになるものもあります。

石座を低くしただけの簡単加工
この古いジュエリーの素材は何でしょうか?
◯ルーペで刻印を探してみてください。

ルーペ、虫眼鏡でリングの内側やチェーンの場合は留め金具の部分に小さな刻印を探してみてください。
そのジュエリーの貴金属の種類は刻印によって知ることができます。
K10、K18、K18PG、K18YG、K18WG、K18GP、PT900、SV925、SV950、SILVER…
と表記は様々です。
海外のものも合わせると刻印の種類は

刻印のアルファベットと数字の意味
K10、K18、K18PG、K18YG、K18WG、・・・・・・Kは金
PT900、PT850・・・・・・・・・・PTはプラチナ
SV925、SV950、SILVER・・・・SVはシルバー
刻印の表記のアルファベットの隣に表記されている数字は「その金属の純度」を表しています。
K9・K10・K18
メッキされたものの刻印

GF・GP・(数字)M・1/10とか1/20・GS・NS
などは、メッキを施して金やプラチナの色に見せかけているもので、ロウ付けなどの加工ができませんし、素材としての価値は低いのでお買取もできません。
こちらの記事もあわせてご覧ください https://www.girdhari-jewelry.jp/jiganegawakaranai/
金色のアクセサリー。本当の金?? https://www.girdhari-jewelry.jp/real-gold/
ジュエリーリフォームのお値段は?
新しくお作りさせていただくジュエリーのお見積り額には

その他、送料、税金が加わります。

お持込された古いジュエリーの地金は、お買取させていただき、そのお買取分を上記の新しいジュエリーのご請求分からお引きしてご請求いたします。
但し、下記のような場合は加工完了後に地金代ご精算となります。
◯お持込されたお買取予定の古いジュエリーの中に地金不特定のものがある
◯古いジュエリーの地金を溶かして新しくお作りする場合→完成後に地金代をご精算

リフォームのお値段を下げるには?
お見積りのスペック一つ一つを見ていきます。
◯デザイン費→大体のデザインイメージ・ご要望をお伝え下さった後詳細はおまかせでお願い致します。
◯加工代→ジュエリーの加工代で最もお見積りがかかってしまうのは「石座」をお作りすることです。
例えばメレダイヤの場合などは、石座をお作りするデザインではなく、彫留めのデザインに変更していただくことでお見積りが下がります。
◯地金代→お見積りがご予算をオーバーしてしまったとき、地金の純度を下げる方法がございます。
K18→K14に K18→K10になど。地金量の多いジュエリーではお見積りがかなり変わってまいります
◯チェーン→太いもの・ボリュームのあるものはお見積りが上がります。地金を変更したり、細いものに変更していただくことでお見積りは下がります。また古いチェーンをお直しして活かせることもできます。
ジュエリーリフォームを成功させるには?
「こんなはずじゃなかった」
ジュエリーリフォームを成功させるためには、「こうしたい」というご要望をお伝えください。
明確であればあるほどお打ち合わせはスムースとなり、お客様のご要望のジュエリーが完成いたします。
例えば
・予算は〇〇万円まで。→ご予算内でのご提案をいたします。
・毎日かかさずお守りのように身に着けたい→強度、つけ心地などに最も注意を払います。(指輪は特に)
・この(古い)ジュエリーのこの装飾の部分は活かしたい
→加工上できることとできないことがありますが極力そのような方向で進めさせていただきます。
・こういうデザインは嫌いです
などなど、100人のお客様がいらっしゃればご要望は100人違ってまいります。
ジュエリーは季節や場所を問わず長く身に付けられるものです。
新しいジュエリーに愛着を持ってご着用していただくためにも、そのためのお打ち合わせが必要となります。