金色だけどこれは本当に金なのか?
金色のアクセサリーの素材について
色はおなじような金色、でも値段も違うし中身は実際どうなの? というご質問は結構多いです。
一概的には言えませんが、50代以上の方は比較的貴金属の知識のある方が多いように思います。(いろいろでしょうが)
無理もありません、昨今はインターネットの画面では様々な素材の金色のジュエリーの写真をたくさん見ることができますし
300円~2000円の金色アクセサリーも街中には氾濫しています。
情報やモノが多く、かつ安いのでいちいちそのモノが(アクセサリーが)何で作られているか?など考える方が少なくなってきているのではないかと思います。
まず、本物の金素材には刻印がされています。
ルーペで見てみてください。
刻印が見つかったら本物の金素材の可能性が高いです。(そうでないのもありますが)
この記事の一番下に詳しい記事のリンクがございますのでそちらもあわせてご参照ください。
様々な金色貴金属の種類
メッキ合金
量産された小さな部品やアクセサリーで安価なものが多いです。
ビーズやさん(貴○製作所、やパー○クラブなど)に売られている金色パーツ、チェーンもこれにあたります。
ちなみに合金とは=他の金属元素や非金属元素を加えた金属のことを指します。
中身の素材としてはマグネシウム合金やニッケル・クロム合金、あとサージカルステンレスといって医療用に使われるステンレスで、鉄にクロムやニッケルが加わっている合金などがほとんどだそうです。
それらの素材の上に金メッキがかかっております。
メッキとは表面に施す処理のことをいいます。 「メッキ製」と表示されていたりもします。
真鍮
真鍮も銅と亜鉛の合金です。
真鍮も磨けばきれいな金色をしていますので磨いてそのままアクセサリーにしたものもあれば 真鍮の上から金メッキがかかっているのもあります。
SV950、SV925、SILVERでも金色貴金属のもの
シルバー自体はシルバー色なのですが上から金メッキをかけています。
SV925とは92.5%純銀で7.5%は銅など他の金属が入っているという意味です。
金色に見えても素材はシルバー色なので経年変化でメッキがはげてくると だんだんとくすんだようなシルバー色になってきます。
14KGF、18KGF(ゴールドフィルド)素材
(シルバーや真鍮)の上にコーティングする金メッキとは違ってゴールドフィルドとは金の層を高熱と圧力で素材(真鍮)に圧着したものです。
金の層は通常のメッキの100倍の厚みがあります。
「14/20K」とは、商品全重量の1/20以上が14金という意味です。
金メッキよりもはるかに厚い層で作られている為、メッキのように剥げてくることは殆どないのですが、経年変化で少しくすんではきます。
輝きに高級感があるため、欧米では広く流通されています。
余談ですが海外のジュエリーなどにある「K18GP 」と表示されているものは、18金(K18G)メッキ(Plated)の事です。K18GPもK18GFも まるで18金のような表現をされていますが、中身は18金ではありません。
「合金」とアクセサリーの表示に書かれてある場合は中身はマグネシウム合金やニッケル・クロム合金、サージカルステンレス合金などに金メッキがされている と書きました。
「合金」の言葉の意味として=他の金属元素や非金属元素を加えた金属のことを指しますので、 K18やK10などのゴールド素材も純金(K24)以外は他の成分が加わっているので合金といえば合金です。
金の入っている合金は金合金といいます。
金は資産価値を有する貴金属の一つです。
売ったりリサイクル(ジュエリーリフォーム)できるのです。金色をしていても、金の元素Auが含まれないものはほんとうの「金」とはいえません。
ギーダリージュエリーからのご提案
昨今、金価格が高騰しています。
→金素材のネックレスやジュエリーを新たにご購入、となりますとお支払い金額が多くなります。
ギーダリージュエリーでのジュエリーリフォームは(オリジナル作品も含めて)金・プラチナ素材でのお買い物が可能です。
ご請求分からお持ち込み地金のお買取分をお引きいたします。
(極めてお支払いゼロ状態にまでお持ち込みされる方もいらっしゃいます)
例えばこういうシンプルな普段使いの地金リングやオーソドックスな細めのチェーンをご注文されてはいかがでしょうか?
K18・K14・K10・SV・Pt900にてお作りいたします。
細めのデザイン・ご予算内でのデザインが可能です
細めのチェーンはとてもおすすめです。
プレゼントしてもきっと喜ばれますでしょうし、ずっと末長くお使いいただけます。
お持ち込みの地金の種類・重量によりますが、お支払額が少なくなる場合が多いです。
チェーンの種類、長さは他にもございます。
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